ばね指というと、手の使いすぎによる腱鞘炎のイメージがあり、大人の病気のように思われますが、
子供さんの「ばね指」も存在します。
「小児ばね指」は、お母さんが子供さんの手の指が曲がったままになり、
指が伸びないことを発見され、御来院になられる場合がほとんどです。
「小児ばね指」は経過観察しているうちに大半が良くなっていく病気です。
手術などの必要性はほとんどありません。
お子さんの指が動かないという状況で、ひどくご心配になられる親御さんもいらっしゃると思います。
しかし、それほど神経質にならず、経過観察しているうちに、不自由なく治っていきます。
このページでは、当院での「小児ばね指」の治療と経過について御覧いただきたいと思います。