成長期腰椎分離症の方々はこのように骨癒合しました!

このページでは、当院で行った骨癒合を目的とした治療を行った患者さんについてご覧いただきたいと思います。

当院で行っている固定療法

ダーメンコルセット

軟らかめの素材を使ってできています。
支柱の部分だけは硬い素材を使っているので、体幹をしっかりと支えることができます。
このコルセットは患者さんの体形に合わせてオーダーメイドで、
健康保険が適応され、装具会社で作られます。

硬性コルセット

硬めの素材を使って体幹を支えます。
体幹の支持性は高くなります。
このコルセットも健康保険が適用され、
オーダーメイドで、装具会社で作られます。

成長期腰椎分離症に対する体幹筋トレーニング

コルセットで固定している期間中も、体幹を支持する筋肉群のトレーニングを行います。

また、固定を除去した後も、腰椎に過度な負担がかからないように気をつけながら、胸椎や下肢のトレーニングを行います。

以下は、代表的な例です。

患者さんお一人お一人の状態によって、メニューは変えていきます。

骨癒合が得られた患者さんの例

今回、このページで取り上げるのは、平成20年2月から平成24年6月までに当院を受診した33名の方が対象になっております。

骨癒合に至った患者さんの分離のタイプは以下の3つのタイプに分けられます。

タイプ別で見たスポーツ復帰までに要した期間は以下の通りです。

分離形態とスポーツ復帰時期

片側分離

平均85.2日(約2~3か月)

両側分離

平均135.2日(約4~5か月)

片側偽関節

平均104.0日(約3~4か月) 

ここでいうスポーツ復帰とは、完全に競技に復帰した時期をさしています。

練習などへの参加は別メニューではありますが、もっと早い時期にできています。


以下で、それぞれのタイプ別に骨癒合に至った症例をご紹介したいと思います。

片側分離の場合

骨折線が生じる前に発見できた早期の片側分離の場合

両側分離の場合

片側偽関節の場合

小児の両側分離の場合

第5腰椎が偽関節で、第4腰椎が骨癒合した両側分離の場合

以上のように、成長期の腰椎分離症はさまざまなタイプがあります。

それぞれに骨癒合する時期には差がありますが、
いずれにしても早期発見することで、骨癒合が得られています。

スポーツ活動中の腰痛でお悩みの方はなるべく早い時期に整形外科での診察をお勧めいたします。