骨端症シリーズ

スポーツなどを一生懸命しているお子さんは、関節周辺に痛みを訴えることがあります。

そういった成長期のお子さんの関節周辺の疾患には、関節内の成長軟骨部分に外的刺激が加わって生じる「骨端症」や、
関節の近くに付着している筋肉や腱の牽引力によって生じる疾患があります。

まずは「骨端症」についてご紹介したいと思います。

骨端症の発生のメカニズムには、大きく分けて2つに分かれます。

1つは、筋肉や腱によって牽引されることによって生じるものです。

2つ目は、骨端部で繰り返される圧迫力によって、骨の栄養障害が生じることで起こるものがあります。

また、厳密には、骨端症とは言い難いのですが、関節周辺で生じる疾患が他にもあります。

ですので、このページでは、そういった疾患も含めて、お子さんの関節周辺の疾患についてご紹介していきたいと思います。

筋肉や腱の牽引力で発生する疾患

スポーツを盛んに行うと、筋肉や腱の牽引力が繰り返し軟らかい骨端部にかかり続けることで、骨端症などが生じます。

そういった原因で生じる疾患には、下の図のようなものがあります。

各疾患名をクリックすると、詳しい説明のページをご覧いただけます。

腸骨稜骨端症 有痛性分裂膝蓋骨 シンディング・ラルセン-ヨハンソン病 オスグッド・シュラッター病 シーバー病 イセリン病
骨の栄養障害によって生じる

スポーツのみならず、日常生活などで、繰り返し骨端部に衝撃や圧迫力が加わる事によって、骨端部の栄養障害が生じ、骨端症などが起こります。

そういった原因で生じる疾患には、下の図のようなものがあります。

各疾患名をクリックすると、詳しい説明のページをご覧いただけます。

パンナー病 ペルテス病 ブロント病 ディトリッヒ病 フライバーグ病 第1ケーラー病

子供さんが、上の図のような場所に痛みを訴えている場合には、このページでご紹介した疾患を疑ってみてください。

また、そういった場合には、早目に整形外科を受診されることをお勧めいたします。