細い針ほど痛くない!

針と聞くと、「痛い!」というイメージが真っ先にきますが、
太さや、針先の鋭さの違いで痛みの感覚は変わってきます。

このページでは、当院で採用している注射針について御説明させていただきたいと思います。

上の図は、注射針の構造を示しています。

針管の太さだけでなく、針先の角度にも違いがあります。

RB表記の針先は鋭利なので、シャープに体内に入れることができ、主に皮下や筋肉注射用として用いられています。

SB表記の針先の角度は鈍角なので、血管を傷つけにくく、主に静脈注射用として用いられています。

細い針ほど痛みは少ない!

上の図は、実際に使用されている注射針の写真です。

太さのゲージ(G)の数字が大きいほど針管が細くなっています。

それぞれの太さで使う用途が多少違います。

何よりも、痛みが少ないのは、細い針です。

当院では、主に一番細い27Gの針を使って注射を行っています。

神経が過敏な個所に対しては、さらに細い30Gの針を使用して注射を行っています。

上の写真は膝関節内にヒアルロン酸を注射しています。

細い針なので、注射液をゆっくりと入れていくことになりますが、
患者さんにとっては苦痛が少ないという利点があります。

上の写真は、手関節内に痛み止めの注射をしているものです。

手や手首は神経が密であり、小関節腔への注射は非常に痛みを伴います。

ですので、当院では以下のように工夫をしています。

①まず関節の中枢側に局所麻酔の注射をします。
②それから手関節への注射をピンポイントで行うようにしています。

以上のように、針そのものを工夫することと、患者さんの苦痛を減らす工夫をしております。

また、注射を行う部位を工夫することで、痛みを軽減することも可能です。

では、どういった部位に注射すると痛みが少ないのでしょうか?

次のページでは、注射の部位について見ていただきたいと思います。