バレーボールをしていてよくおこる
ケガのひとつにアキレス腱断裂があります。
バレーボールのジャンプの着地時に
急激な足首への負担がかかると
ブチッという音がして、
足を後ろから叩かれたような
衝撃を感じます。
下の図のように、アキレス腱が断裂すると
腱の緊張がなくなるので、
皮膚の上から触れると
へこんでいることがわかります。
ここでは、アキレス腱断裂が起こった場合
どのようになっているのかを
見ていただきたいと思います。
アキレス腱断裂の診断の様子を
下のビデオ画面で御覧いただけます。
このビデオは「トンプソン・テスト」という手技での断裂確認方法です。
また、当院ではエコー検査を行いアキレス腱の状態を確認します。
エコーの画像は、次のページで御覧いただけます。
下の動画は、アキレス腱断裂をしている足と、していない足、
それぞれにトンプソンテストを行い、違いを見ています。
トンプソン・テストとは?
アキレス腱が断裂しているかどうかを確認するテストです。
うつぶせになった状態で、ふくらはぎのところをつまんで、足首が動くかどうかを確認する手技です。
アキレス腱が断裂していれば、ふくらはぎをつまんでも足首はびくとも動きません。
アキレス腱がふくらはぎにつながっていれば、ふくらはぎをつまむと、自動的に足首が動きます。
アキレス腱断裂の治療後、スポーツ復帰までのリハビリに関しては、
また別のページで見ていただきたいと思います。