関節リウマチの治療を 自己免疫の仕組みから考える
先のページで治療の変遷を御紹介しました。
自己免疫の仕組みから治療を考えると、どの段階で対処するかによって治療の方法が変わってきます。
生物学的製剤は自己免疫のどの部分に作用しているのかについて、
このページの以下で御紹介します。

炎症物質の産生・誘導をしているスパイを見つけ出し、
その作用を押さえます。
この場面で用いられる薬品は「生物学的製剤」といいます。
今までの抗リウマチ薬は免疫の異常を修復することで、症状を改善する働きがありましたが、
「生物学的製剤」は免疫異常を起こす根本を止めるので、関節破壊の進行を防ぎます。
「生物学的製剤」はスパイを逮捕して、
悪さをさせない警察のような働きをしています。
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