ストレッチをして、身体を動かしやすくしておきましょう!

身体を動かす前に、ウオーミングアップの一つとして、ストレッチは大切です!

また、運動の後のクーリングダウンとして行うストレッチも大事です。

とはいっても、身体をどのようにして伸ばせばどこに効果があるのかということを、
確認しておかなければ、けがにもつながりかねません。

そこで、このページでは、デイサービス内で行っているエクササイズの一つであるストレッチについて、
ご覧いただきたいと思います。

首の痛みがある方は、動かせる範囲で伸ばしていただいて結構です。

頸椎の椎間板ヘルニアや、関節リウマチの既往がある方は、上を向くストレッチは避けていただく方が良いと思います。

自分のおへそをのぞくように背中を丸めるストレッチです。

腰痛が強い方は、少し椅子の背もたれにもたれかかってもかまいません。

手は椅子の背もたれ、もしくは椅子の横を持って、胸を前に突き出します。

このように、胸をはることで、胸郭を広げて、呼吸をしやすい状態を作ります。

肩関節のストレッチでは、肘を肩と同じ高さに持ってきて、自分の身体の方に引き寄せます。

腕が痛い方は、肘を下げた状態でも大丈夫です。

腰をねじるストレッチです。

椅子の背もたれ、もしくは椅子の横を持って、身体をねじりますが、腰痛が強い方は加減をしてねじっていただいて結構です。

椅子の横を持って、身体を安定させた後に、反対の手を上げて身体を横に倒します。

このときに、腕を上に上げるのがつらい方は、腕を顔の前に出していただいても結構です。

太ももの後ろを伸ばすストレッチです。

つま先を上に上げておくことで、ふくらはぎも伸びることになります。

このストレッチでは、つい息をこらえがちになるので、声に出して数を10ぐらいまで数えてください。

身体を前に倒しつつ、股関節を広げますが、同時に身体をねじることで、腰のストレッチにもなります。

このストレッチでも、息をこらえがちになるので、数を10ぐらいまで声を出して数えてください。

膝をかかえてストレッチをします。

これだけでも十分ですが、さらにあぐらをかくような姿勢を作ることで、お尻の筋肉も伸ばすことになります。

股関節の手術や、膝関節の手術をしておられる方は、無理にねじらないようにしてください。

太ももの前を伸ばすストレッチです。

ご紹介する方法は、椅子に座って行っているので、椅子をしっかり持っておかないと、転んでしまうので注意が必要です。

また、膝の手術をされている方は、膝を床につくのが難しいので、無理をしないようにしてください。

肘で円を描くように肩関節を回します。

そうすることで、肩甲骨を回旋させるストレッチになります。

同じく、肩を上下する肩甲骨のストレッチです。

腕を下げるときに、強く引き下げてしまうと、逆に肩や首を痛めてしまうことがあるので、気をつけてください。

前腕のストレッチです。

逆に手のひらを上にして伸ばす方法もあります。

それぞれに、伸ばす箇所が違いますが、手の腱鞘炎や、肘の使い痛みに対して、このストレッチは有効です。

以上、ご紹介したストレッチは、当デイサービスで行っているものです。

利用者さんの体調を見ながら、強度を変えたり、行うストレッチの種類を変えたり調整しながら行っています。

すべてのストレッチを行っても、だいたい10~15分で終了しますので、ご自宅でも、お手軽にできます。

上の写真を参考に、行ってみてください。

ストレッチを行ううえで、ご質問などあれば、スタッフまでお気軽にお声をおかけください。

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