健康で、長生きができれば、それに越したことはありませんね!
「健康寿命」を伸ばす取り組みとしては、色々な施設で運動をすることが広まってきています。
病気になって、入院された場合には、お医者さんの診断があって、それに対してリハビリをするという流れがありますが、
退院後は、どこでどういう運動をしたらいいのか、これもなかなか世間一般ではわかりにくいものです。
家に帰ってきて、運動をしたいのはやまやまですが、
具体的に、どこをどうしたら体の機能が良くなるのかという事は、情報も少なくわかりにくいですよね?
このページでは、要介護状態になってしまった、その原因となる疾患別に、
どういった運動プログラムが有効なのかをご紹介していきたいと思います。
介護が必要となった主な原因の構成割合
■脳血管疾患(脳卒中) 18.5%
■認知症 15.8%
■高齢による衰弱 13.4%
■骨折・転倒 11.8%
■関節疾患 10.9%
■心疾患(心臓病) 4.5%
■その他の原因 23.6%
■不詳 1.6%
厚生労働省「国民生活基礎調査」(平成26年)
上の円グラフは、要介護になった原因にはどんな疾患があったのかを示したものです。
疾患は多岐にわたり、色々な診療科目の疾患がありますが、
実際運動するにあたって、注意するべきことも疾患によって変わってきます。
以下で疾患別に、どんな運動が有効なのかをお勧めしていきたいと思います。
退院してからどうすればいいの?
運動をすると言っても、色々な種類の運動があります。
また、疾患によっては運動量の制限がある方もいらっしゃいます。
そこで、どういった点に注意して、どういった運動をすればいいのかを、疾患別に以下でご説明します。