骨端線とは、子供さんに見られる成長軟骨のことです。
骨端線が存在している部分は、全身のあらゆる骨にありますが、
大人の骨の性状に比べて軟骨部分であるので柔軟性があり、
外力には弱い部分です。
骨端線損傷は大きく分けて2つの発症機転があります。
1つは、高いところから落ちて手首をひねったり、
足首をひねったりという外傷によって生じるものです。
もう一つは、投球を続ける、繰り返しボールをけり続けるなどの
オーバーユースによるものです。
同じ骨端線損傷といっても、発症機転の違う骨端線損傷については
治療の方法が異なってきます。
このページでは、まず、骨端線損傷とはどういったものであるのかを
ご覧いただきたいと思います。